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通常は動画教材というと、実技をそのまま映像の中で解説しているものが一般的です。
クリニックふうに撮影して解説もそこでおこなっているものもあれば、特定の部分だけ短く撮影し、あとから編集で文字や声の解説を入れる方法もよく見かけます。
そのふたつが実際、ほとんどではないでしょうか。
今回考えているのはどちらでもなく、レポートによる深い現場情報です。
平たいものはつくる気がなく、それは個人的興味よりもまず時間が取れないことが主たる理由です。
現場と同じく教えてあげられることはたくさんあって材料豊富ですが、それをどのような方法で伝えるかとなれば、またそこに時間を要します。
制作の手間が大きく作業も難しいとなると、そこばかりが目立ち、本来、情報そのものが重要であることをすっ飛ばしてしまいかねません。
その証拠に、映像教材を定期に配信しているサービスでは、情報が薄く少ないものが目立ちます。
悪く言っているのではなく、作業が大変だと配信が追いつかくなるから、どうしてもそうなってしまうのです。
中身を伝えることが目的であり、それはできるだけシンプルであるべきだと考えます。
内容が濃いほど、見せ方は簡素にすることが望ましいのです。
いまはSNSをスクロールする動きが習慣となり、印象でものを見るようになっていますが、そこに合わせることはしません。
知識を入れてしっかり実践もして、確実に成果を出そうと思う人はじっくりと観るし読むしそれを反復します。
シンプルな文字情報と的確な動画や写真解説で充分に、いやそのほうがより学びが深みを増します。
そのようなコンテンツが有料でも欲しいという人がいるなら、頑張ろうと思います。