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昨年夏の終わり頃、しぶとく居すわる日本のコロナ感覚もそろそろ薄らいでいくなと予測し、先を見て自分の働き方を発展させる準備をはじめました。
自らが自らへ行うオリジナルの働き方改革です。
細かい箇所まで目を向けて、段取りや作業のしやすい仕事環境をつくりました。
ペーパーレス化もそのひとつです。
環境のことに配慮しているわけではなく、データ上で取引するほうが作業が早く進むからであり、とくに僕のような仕事においてそれは能力を発揮します。
契約書を電子にしたことで双方の手間が減り、とくに顧客の時間を奪わなくなりました。
顔を突き合わせて紙を広げて何カ所もハンコを押して・・・その面倒が無くなったことは契約という重たい行為にとって非常に良いことです。
僕にとっても契約書を作る手作業が、普段どおりキーボードを打つだけで済み、郵送やファイル綴じなどに時間を要することから解放されました。
同様にして請求書と領収証の送付もメールやLINEで送るだけとなり、トレーニングのメニューも事前にメールで送ります。
確実に僕とチームの両者にとって負担が軽くなり、作業が早く済むようになりました。
試合の映像も、以前はBDなどメディアに入れて受け取っていたのが、いまはチームでもネットを使いこなしているケースが増えていて、YouTubeやインスタLiveのアーカイブなどを視聴して分析レポートを作っています。
トレーニングについても面白い変化があって、2021年の9月からInstagramを使って練習の短いハイライト動画を投稿し始め、どうやらサポートチームのみんなもそれを見ているようで、僕が直接指導することだけに寄らずからだづくりの感性をそこからも得られていることが、ここ数年の伸びの良さに繋がっていると実感しています。
とくに昨年から今年にいたるコロナの爪痕はひどい実態ですが、そのなかにあって動画をよく見ている選手らは悪い環境下でよく上達し、トレーニングの覚えも良好です。
パッと流して観て自分が映っているか確認しているだけだとしても、客観的にトレーニングを捉える行為は物事の発展に大きく寄与します。
それを観ていない選手との習得の差は、確実に開きます。
それは指導者にも同じ事が言えます。
良い悪いではないですよ、事実としてそのように結果が出ているということです。
それらの包括的な事業再編成・再構築をコロナの間に進めていき、ついに先日には公式ウェブサイトも完成しました。
僕は営業マンが売り込みを掛けるような勧誘およびセールス行為を一切しないので、必要とする人がアクセスできる場所を用意する必要があって、ウェブサイトはいちばんの大工事でした。
その制作に約半年、本当はコロナ前に一度は始めたので足掛け4年かけてついにオープンし、ここから先へ向かうための足場がやっと固まりつつあります。
残り、いまは絶対に必要でもない名刺をデザインしています。
まだどうしようか考えている最中ですが、PCと睨めっこして毎日深夜、寝落ちしています。
姿勢もますます悪くなり、もとから丸い背骨がさらに潰れて首も痛いですが、とにかく99%の準備が整いました。