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2024/03/16 11:10 pm

柏崎2年目に突入します

新潟県柏崎市で活動するバスケットボールチーム「RED SHARKS」さんで定期トレーニングを行いました。

中学カテゴリーのチームです。

昨年より契約し、今日が1年間の最後の回でした。

3時間練習を年6回、たまに二日間に増やして2部練もしました。

クラブチームですから、中学3年生も卒業まで毎回参加していました。

今回は初めて2,1年生だけでトレーニングをし、いよいよ新チームを実感します。

一年の締めくくり、そして新チーム、ならばトレーニングも次のステージへいかねばなりません。

同じ程度をマンネリで続けることは、絶対にしません。

時間が経つということは、することも発展するのが当然です。

もしそれができないなら、なんの一年だったのか。

そう自分に問うて自戒し、アクセルを踏むのです。

僕だけ一人で意気込むのではなく、選手もコーチも、みんなで考える問題です。

はじめの一年、まず足づくりとスタミナづくりを第一として、フットワークをつくり、ウォームアップを改善し、練習のテンポなども考え、あらゆる面に目を向けてみました。

できることがたくさん見つかり、くせや習慣の強い部分もありつつ、それでもやはり中学生は変化が早い、成長幅が大きいと感じました。

今日も同じような面があって、気を向けているかどうかで運動の感覚を知る、知れないが分かれます。

パスの感覚、シュートの感覚、からだの運動感覚を磨くなかで、教えたことをものにする子としない子の差は歴然であり、その違いは才能ではなく脳の働きです。

もっとうまく動こうと考える子と、そこに興味が無く変えようとしない、新しい感覚を掴もうとは思っていない子の気の向き方は、まるで異なるのです。

スポーツの根底は運動です。運動しているのに運動に興味の無い子が?・・・・・います。たくさんいます。

自分の上達する可能性を眠らせたままにしている人が多く、知識を教えてもそれを覚えようとも考えようともしません。

だから、目覚めているほんの一部の人間だけが伸びていき、そういった選手はトップチームに集まるので、それ以下のほとんどのチームは花が咲きません。

何年練習したところで、できないし、弱い。

それを超超超超超〜〜がたくさん付くほど余計なお節介をして、上手になりなさいよと何処かのトレーニングコーチが言っています。

柏崎RED SHARKSはこの一年、足づくりに時間を使ってきました。

選手らはきっと、今日も同じように走りまくるんだろうな〜いやだな〜、なんて思っていたでしょう。

そうしたらなぜかガラッと変わってボール感覚と筋トレの日となり、やや調子が狂ったかもしれません。

でもこれが2年目に入る新たなステージ、彼らの第2段階です。

難しいことに気を向けていき、技術から紐解いた意義ある自重ウエイト・トレーニングも入れます。

昨年は筋トレのきの字もありませんでした。

次々とステージをクリアしていく彼らを見てみたいと思います。