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新潟県柏崎市で活動するバスケットボールチーム「RED SHARKS」さんで定期トレーニングを行いました。
中学カテゴリーのチームです。
昨年より契約し、今日が1年間の最後の回でした。
3時間練習を年6回、たまに二日間に増やして2部練もしました。
クラブチームですから、中学3年生も卒業まで毎回参加していました。
今回は初めて2,1年生だけでトレーニングをし、いよいよ新チームを実感します。
一年の締めくくり、そして新チーム、ならばトレーニングも次のステージへいかねばなりません。
同じ程度をマンネリで続けることは、絶対にしません。
時間が経つということは、することも発展するのが当然です。
もしそれができないなら、なんの一年だったのか。
そう自分に問うて自戒し、アクセルを踏むのです。
僕だけ一人で意気込むのではなく、選手もコーチも、みんなで考える問題です。
はじめの一年、まず足づくりとスタミナづくりを第一として、フットワークをつくり、ウォームアップを改善し、練習のテンポなども考え、あらゆる面に目を向けてみました。
できることがたくさん見つかり、くせや習慣の強い部分もありつつ、それでもやはり中学生は変化が早い、成長幅が大きいと感じました。
今日も同じような面があって、気を向けているかどうかで運動の感覚を知る、知れないが分かれます。
パスの感覚、シュートの感覚、からだの運動感覚を磨くなかで、教えたことをものにする子としない子の差は歴然であり、その違いは才能ではなく脳の働きです。
もっとうまく動こうと考える子と、そこに興味が無く変えようとしない、新しい感覚を掴もうとは思っていない子の気の向き方は、まるで異なるのです。
スポーツの根底は運動です。運動しているのに運動に興味の無い子が?・・・・・います。たくさんいます。
自分の上達する可能性を眠らせたままにしている人が多く、知識を教えてもそれを覚えようとも考えようともしません。
だから、目覚めているほんの一部の人間だけが伸びていき、そういった選手はトップチームに集まるので、それ以下のほとんどのチームは花が咲きません。
何年練習したところで、できないし、弱い。
それを超超超超超〜〜がたくさん付くほど余計なお節介をして、上手になりなさいよと何処かのトレーニングコーチが言っています。
柏崎RED SHARKSはこの一年、足づくりに時間を使ってきました。
選手らはきっと、今日も同じように走りまくるんだろうな〜いやだな〜、なんて思っていたでしょう。
そうしたらなぜかガラッと変わってボール感覚と筋トレの日となり、やや調子が狂ったかもしれません。
でもこれが2年目に入る新たなステージ、彼らの第2段階です。
難しいことに気を向けていき、技術から紐解いた意義ある自重ウエイト・トレーニングも入れます。
昨年は筋トレのきの字もありませんでした。
次々とステージをクリアしていく彼らを見てみたいと思います。