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和歌山県のU15クラブadorareさんで3時間のスポットクリニックを行いました。
adorare(アドラーレ)と読みます。
男子が約30名、女子約20名ほどの大きなチームです。
中学校の体育館全面を借りて行いました。
事前に練習の動画も送ってもらい、どのような足づくりをおこなっているのか、また選手の技量はいかほどかを見ておきました。
ディフェンスの足づくりを強化させたいという要望があり、横の足、切り返す足、止まる足、前の足、下がる足と練習しました。
スライドからクロスへ変化させる訓練もしてみました。
動きをきちんと整えようとすると、意外にうまくできなくて勢いで誤魔化しているのが見えたりします。
選手自身も、それを実感したはずです。
能力のある選手が、教えたとおりの足運びをうまくできない。
スピードと瞬発力で大雑把に動いているものを、いまのうちから整えると高校へ行ってさらに技量を伸ばせます。
身体をコントロールするちからです。
思った通りに手足が動き、自由自在にからだを使う能力を身につけるのが「バスケットボールのからだづくり」です。
器用な足運び、さらにバランス力と、身のこなしを良くする練習をたくさん行いました。
最後におまけのジャンプとスクワットも。
男女ともみな元気があって、まだまだできる様子でした。
感心しました。
監督さんは不肖僕のInstagramをフォローしてくれていて、ずっと見てくれていました。
思いきって連絡しようと考えていたところ、近隣の先生が僕のクリニックを受けたことがあり、すでに地元へ来ていることを最近になって聞いたそうです。
「(監督)なんだ言ってくれよっ」
そんなことで今回のご縁となりました。
うまくいかないところがあったらいつでもLINEで動画を送ってください、と言ってあります。
遠隔でアドバイスできるのも、クリニックの出会いあってこそ。
その場だけではない良い面がありますから、どうぞ迷われている人は一歩踏み出してください。