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ちょっとした思考法。
仕事や家庭において日々を良くしようと思うときには、それを頑張れるエナジーが必要です。
エナジーは意欲や決意がないと生まれません。
だからものを考えるときに、できるだけbut(しかし・でも)は使わないようにしています。
そのあとに続く言葉が必ず「できない理由」と「言い訳」になるからです。
もしbutを使うならば言葉の流れがマイナス→プラス、悪いこと→良いこと、ノー→イエスとなるようなとき。
前の悪い状態を打ち消して、希望や頑張りが生まれるように良い意味でbutを使うのならば、それはプラスの否定になります。
言葉は最後が肝心だからです。
どのような言葉で結んだのか、考え方の締めくくりが自分の行動になります。
はじめに良いことを語ってそれを理解していると自分に言い聞かせても、結局は「でも・・・」と落としてしまう。
どんなに希望的で意欲的で誠実な考えでも、自ら「できない」「難しい」と結んでしまうのです。
それは反省とか謙虚とは違います。地道なのでもない。
ただ言い訳しているだけのことです。
僕は前へ進みたいので、頭にbutが浮かんだらすぐ消去しています。
みずからを縛る呪文ですから、わずかでも出た瞬間に頭から切る。
余計なものは即断がいちばんです。
「これが良いと思う、でも難しい」
「この結論に行き着いた、ただ結果は出せていない」
いつまでもその場を動かないでいる人間になりたくはありません。
いまがどうであっても、明日は前へ進んでいる人生を望みます。