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人の能力はどこで開花するか、それはわかりません。
でも意外とちょっとしたきっかけで、人は出せるものが変わるような気がします。
自分の本当の運動能力を発揮できている人は稀で、ほとんどの若い選手らはできるはずなのに抑え込まれている様子でくすぶっています。
技量がイマイチなのはなぜか、頑張って入るつもりだけれども何かパッとしないというモヤモヤを抱えている人は多いと思います。
僕のクリニックでは、停滞している能力を再び伸ばし始める試みをします。
力をつけるというよりも、引っかかりを取ってあげて本来の最大パフォーマンスを出せるようにするといった感じです。
ジャンプ力が突然に上がり、スタミナが一気に開放され、動かない足が素早く出せるようになります。
そう、能力が変わる気がすると言いましたが、これは僕の期待ではなく目の前で起こっている事実です。
選手はたった一言の助言で、ガラッと運動技能が様変わりします。
抑え込まれていた本当の体力を身を以て知るのです。
今回もまた、高校男子のパフォーマンスレベルが急上昇しました。
誇張ではありません。
選手自らが実感し、練習を見ているコーチ陣もたしかに確認しました。
ここからがスタートで、今度は無いものを身につけていく段階に入ります。
まずは限界を引き出すこと、その上で鍛練です。