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僕が専門家の端くれとして尽力していることは、実務に徹して結果を生むことです。
跳べない選手が跳べるようになった、ディフェンスの足が強くなって失点が減った、何に於いてもタフになった、そのような報告を現場からもらいます。
わずかな意見ではありません。
そうなるのは結果を出すプロセスを踏んでいるからです。
トレンドを好んで「これがいま世界の常識」「本場アメリカの主流」とお墨付きのようなものを欲しがる人もいますが、重要なのは目の前に問題が降ってきたときにそれを突破する力です。
選択した手段はなんであれ、それを以てしてあなたは問題を突破することができたでしょうか。
望むように進展しているならば、それはゆっくりでも小さくでも成功です。
僕はそのように判断していますし、本当は事実と結果がすべてであることは万人が同じです。
もし先へ進めなくて悩んでいるなら、結果の伴わない理由を一度考えてみるべきでしょう。
はっきりと申し上げて、やるだけやって進歩しないことなど絶対にありません。
現場で日々、課題を持ち、物事を前へ進ませようと汗をかく人は、現実的な手段と成果を狙っています。
そして必ず一歩進みます。
それは練習法が抜群だからとか、最先端の科学だからでありません。
本場アメリカ流でもありませんし。
そこに伸びる要素などないのですが、実務に携わっていない人はそればかりを追います。
自ら現場に入って汗をかけば、なにをどのように選択し実行していけばよいのか、またどうやったら実行していけるのか、肌でじかに触れると進めるみちが見えます。
現場を見ず仮説とかタラレバの想像だけでものを決めるから、真実がわからず伝統やトレンドで納得しようとするのです。
適さないものを押し付けても、いっこうに成果は出ません。
そこが変わらない限りなにをしても一緒です。
正しい練習をしているかどうかよりも、成果を得られているのかをよく考えてみてください。
適した練習なら伸びているはずです。