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和歌山でディフェンスの足をトレーニングしてきました。
からだづくりをからだづくりで終わらせない、練習を練習で終わらせないよう双方を繋ぎ合わせる取り組みをするのが、僕の役目です。
あいだのない片側に寄ったドリルはたくさんあります。
からだをこう鍛える、プレイをこうおこなう、それは分かっているしやっているけど、うまくいかない。
どうしたらそれができるようになるのか・・・
ここが悩んでいる人、停滞しているチームのもがきです。
世間に転がる解決策なるものは、そのひとつ手前までしか語らない。
みんなそこまでしか知らないし、探究しようとしていません。
その先にもう一歩深く踏み込んで、より鮮明な焦点を見つけて取り組みました。
ゲームで勝つ、ディフェンスの強さを武器にする、こんな足をつくる、そうやってひとつずつ根のほうへ下っていって、最後に「身体のここを鍛えよう」となります。
真にゴールへ向かう基礎土台です。
意図が繋がれば、ちゃんとゴールに辿り着きますので、その接続作業を疎かにしてはいけません。
断片だけの理論や方法論は競技力に反映されないことが多く、それを繋げる作業をするコーチはマイノリティです。
しかし現場の客観的事実は、自力でドリルをものにできない若者が大半なのです。
具体的に手引きしてあげないと技量を習得できない、そういう子どもがたったいまの普通です。
ならばもう教えるのみです。
どうしたらディフェンスの足が出るのか、その裏にある問題点を正確に見つけ出してメスを入れるクリニックを、また来月に行う予定です。