Blog
朝6時、始発前の大宮駅新幹線口にいます。
この時間でも大宮駅にはたくさんの人がいて、それがあと数十分ほど後ろになるともう昼間と変わらない混雑になるため、少しでも早い時間に移動するようにしています。
混むくらいなら眠くたって早起きしたほうがプラスです。
朝が早いのは苦ではありません。
新幹線に乗っても空席は少なく、始発にかなりの乗客がいます。
日本は始発も終電も隙がありません。
おそらくその理由は、一昔前なら泊まるところを現代は日帰りするからでしょう。
それができるほど遠距離移動が容易になったということです。
以前、平日に広島へ出張していたとき、帰りの名古屋からの乗客があまりに多くて驚きました。
僕が乗っていたのは、いつも東京行き最終です。
東京駅に着くのは23:45なので、どれほど近くに住んでいる人でも乗り換えるから、家に着くのは0時を大きく過ぎます。
それでもほぼ満席なのだから、新幹線が如何に便利で日常的なものとなったか、また手軽になったからこそプラスの裏には必ずマイナスも生まれ、日帰り出張のビジネスマンや平日の夜遅くまで飲んで深夜に帰宅するビジネスマンは、それを背負って仕事をしているのです。
便利は楽を得るだけではなくて無理をすることにもなりえるので、見えざる心身の負担を抱えます。
悪いストレスは多くが気づかず、無理をして自ら抱えています。
電車の始発と終電も、じつはそのひとつだったりするのかもしれません。
そう言いつつ自分も始発に乗っている側ですが、人混み以外はストレスではないのでいたって元気です。
そろそろ新潟駅に到着します。