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みなさんはご自分が日々使われているサービスや物について、不便なところを教えたり改善を提案することはありますか?
一度でもあるという人は、どうぞそれを日常的にして彼らの進歩に貢献してあげてください。
一度もない人、あなたにはぜひその経験にチャレンジしてもらいたいと思います。
難しくはありません、いま一日のうちで一番関わっている物事について、「ココが良くなればいいのに・・・」と思っていることをWEBサイトからメールしてあげてください。
そうすることで、あなたにもその伝えた相手にも小さな幸せが届きます。
決して抽象的な意味ではありません。
身の回りのものが便利になって性質が上がれば、生活が良くなりますよね。
コンビニや電車やスマホなど、毎日使う生活の一部となっているものがあります。
それらは当然悪いより優秀なほうが我が身を助けてくれます。
だったらみんなで知恵を絞ればよりアイディアが多くなって、一層向上しませんか。
先週と先々週ともに飛行機を利用しました。
いつもは車と新幹線が主ですが、たまたま空での移動が2週続きました。
空港というと新幹線と違って多くの手続きがある印象だと思いますが、それを解消すべくネット上で先に手続きを済ませるシステムが入りすでに主流となっています。
コンビニなどの支払いと同様に、手元のバーコードをピッ!とリーダーにかざして通ります。
紙とスマホ画面のどちらでも可能で、僕はANAアプリですべて完結しています。
さらにApple Watchにも連携させられるのを知り、それが最良に思ったのですぐに試しました。
しかしこれがあまり有効ではなく・・・
先々週に熊本、先週土日で高知へ行き、また同じように腕時計を改札機で使いましたが、やはりQRコードの読込がうまくいきません。
なんとか反応しても、向きを変えたり距離を変えたりしてかなり手こずります。
こういったものは時間と手間を減らすための機能ですから、反対にそれが増えては意味がありません。
スマホで表示させると感度が良いのですが、せっかくなのでApple Watchでより利便性を伸ばしたい。
そう考えてサポートへ改善を依頼することにしました。
PCを開いて、ANAにネットから文章を送る方法を探しました。
やや長い時間を要して見つけ、Apple Watchのバーコードが使いづらい旨を伝え、改善点を提案しました。
驚くことに翌日くらいには返信が来て、管轄部署へ伝えるとの回答をいただきました。
僕が驚いたのは、ANAなどといった大企業には毎日とんでもない数の問い合わせがあるはずで、翌日に返信が来るということはまさか僕のようなフィードバックをする人間などいないのか?と思ってしまったからです。
航空券の購入やキャンセルといった問い合わせはあっても、サービスについて意見を述べてアップデートを要望する内容は少ないと、そこから感じ取りました。
いま企業では、消費者からの意見を積極的に吸い上げる取り組みが為されています。
そうしたほうが良い製品やサービスが提供できて、収益に直結するからです。会社が成長しますよね。
自分たちでは気づかないことを、実際に利用する顧客に教えてもらうのです。
一円も掛からず、膨大なデータが集まり、素晴らしいアイディアを報酬も払わずに獲得できるかもしれません。
WEBサイトに質問や意見を送るアドレスを分かりやすく示している企業は、今後大きく伸びていく可能性が高いでしょう。
それは会社でも個人でも、規模の大小を問わず、自らの提供するサービスの品質を上げようとしているからです。
どこを見ればよいか?
わかりやすいのは「サポート」とか「問い合わせ」といった箇所です。
一昔前なら電話番号が書かれていたし、いまはチャットやメール(入力フォーム)が主流です。
クレームを回避するためにそれらを公開しなかったり、見つけづらくしているサイトは消費者に良心的ではないので避けるべきかもしれません。
困ったことがあっても対応が遅い悪い、サービスや製品もあまり改善が為されないといったことが充分にあり得ます。
ちなみにQ&AやAIチャットはほとんど役に立ちません。
これも人的に顧客と関わらないための回避策であり、それでは実際にサービスを使った人の貴重な感想を得られないのです。
接客だけに終わらず、どうしたらもっと利用してもらえるか、賢い会社や人は自らフィードバックを求めています。
これから消費者はもっと積極的にデータを送りまたアイディアを提案して、インフラや経済活動の質を上げることで社会の発展に貢献していくべきです。
さて、Apple Watchの使い勝手は良くなるか?ANAに大きく期待します。