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今日の放課後練習は、埼玉県でもかなり冷え込みました。
車の温度計が2℃くらいでしたから、日の暮れた17時あたりからはとくに寒さが増して、選手も動き続けていないと冷えただろうと思います。
でも心配ありません、トレーニングはつねにHOTですから話を聴いている間だってポカポカです。
気が張っていますから、内側から熱が発せられます。
先日の試合では弱い面の特徴が表に出て、自分たち「っぽく」負けたようです。
先生と選手それぞれから話を充分に聴いた上で、事実のままを分析した僕なりの責任で申す表現ですが。
そのマイナスな「ぽさ」を克服すべく、今日もダイレクトなトレーニングタイムとなりました。
トレーニングコーチと言えども、ただ教科書の内容を出すだけの練習をすることは決してありません。
通信教育で資格取得するためにイヤホン付けて映像見て、一方的に講師が話すのは教材商材がやればよい。
そんなマニュアル的でベルトコンベア作業のようなことは致しませぬ。
どうやったらその弱い面を変えられるのか、どんな取り組みが必要で彼らにならどのようにアプローチするとそれが実るのか。
そこをするのが不肖僕なりのトレーニングコーチ像です。
なにを言われようとそれが僕の尽くし方であり、先生やコーチのかたがたからもそこを期待されまた評価されてトレーニングを託されています。
知識的なことより生身の人間同士が関わることのほうが現実には何倍も大変で、また影響はすさまじく大きく、そこを現場の人間は身を以て経験しているのです。
本当に伸びているチームほど、知識の詰め込み以外でたくさん汗をかいているものです。
▼春日部市のA高校に初代監督が登場
さて気温0℃ほどの体育館で元気に半袖半ズボン、息を切らせながら頑張る選手らのところに、前任の監督さんが来てくれました。
おまけで僕にも会うつもりだったようで、練習後の体育教官室で話がたいへん盛り上がりました。
いまのチームを1からかたちづくった先生であり、まさに教育精神に満ちた熱血の塊です。
ときおりこうして顔を出してくれて、とても励みになっています。
「いずれまた勝ち上がれる土台をつくるから!」
そう言いたげな様子が、希望に満ちた笑顔から窺えました。
現実となる日を楽しみに待ちたいと思います。