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スポーツって単純ではなくて、見ているだけだとシンプルに感じてもそれはプレイヤーの技術が高いからであり、その域になるまでに鍛練し習得すべき要素は沢山あります。
あり過ぎて普通は迷い、いろんなものに手を付けすぎてまとまらず、やっただけになってしまう人が少なからずいるはずです。
器用貧乏というか、器用にすらなっていないし、あらゆる能力・技術に目が止まる気の多さが災いしているのかもしれません。
あれもこれも欲しがってしまうと、いつまでも道が定まらずせっかく取り組んだ技術も習得できずじまいになります。
そういう人は意外と多く、チーム練習などを見てもただやっているだけ、メニューとしてはあるんだけど何にもなっていない場合があるのです。
それをどうにかしないといけないのですが、人というものは飽きっぽく、突き詰めることも苦手です。
ある程度で結果を得たいし、広く興味があるから、バスケットボールの鍛練も成熟するところまでナカナカいきません。
段々と練習していること自体に満足という感覚が増えていきます。
それで公式戦に臨みあっさり負けて肩を落とす、それがイヤでたまりません。
やれることあったでしょうと思うし、大して熱心でもなかったのにそのとおりの結果が出て悔しがるというのは、ものすごくいいかげんな思考です。
広くかじって色んな練習をして、最後はどれも上達せずに弱い技量で大会へと挑むのですから、苦戦を強いられるのは当然のこと。
バスケットボールで覚えたい10の項目が見つかったとして、それら一つずつを身につけ伸ばしてゲームの強みにする必要がありますが、いくつくらいを習得できたのでしょうか。
こういうのは10個に惹かれると10個に手を付けてしまいます。
それで全部マスターできれば完ぺき、それは無理でも7割いや半分はからだに入るでしょうか。
いいえ、ひとつも習得できないのです。
ぜんぶ練習をやっただけ、スタミナも無ければディフェンスも弱く、シュートも入るようになっていません。
なぜこんなことが起こるのか。
目移りするからです。
芯の通ったバスケづくりが無いことに最たる原因があるのです。
これを伸ばす、この技術体力をつけると決めている人は、その一点に目を向けて結果を求めます。
10項目が見えても、その中から1項目を決めてすべてそれに注ぐのでどのような方法であっても成果的になります。
その突き抜ける努力を1つまた1つと行うので、項目は少なくてもすべてが強く完成されているから競技力が伸びます。
つまり、スポーツにおける技術習得は、順を追って一つずつ鍛練していく必要があるということです。
多彩なバスケットボールを求める人は、一度にたくさんの興味を持ち、同時にそれらを求めます。
結果、どれに注力していいか定まらず、つねにすべてを見てしまってどれも上達しません。
「後半ぱったり足が止まった」「よし走り込みだ!」
「全国区のチームは体の強さがまるで違う」「よし筋トレだ!」
「あそこのチームのディフェンスすごいな」「よしフットだ!プレスだ!」
「けっきょくシュートが全然入らない」「よし今日から1000本打つぞ!」
「私立のチームは集めていて能力抜群だな」「よし勧誘しよう!」
経験を通して色々としたいことが見つかるものの、いつも気が移ってしまい、まだいまの練習が育っていないのに興味はもう次のことです。
これが広く浅くなって伸びない人の典型で、そのうちたった3つ4つくらいの事も半端にしかしなくなっていくのです。
多いからできないのではなく、何をするでも半端になる理由つまり「どんなバスケットボールをするのか定まらない」ことが才能を潰してしまう。
もしいまあなたが技量と体力に自信が持てないのならば、(1)持久力(2)ジャンプ力(3)コンタクト力の3項目を頑張ってください。
一般的なレベルであるほど、それは明らかにゲームを向上させるでしょう。
もしすでにこれらは十分強いと実感されていたら、今回の投稿はとくによく理解できるはずです。
3つとも、それらしくは練習でもやっているけど強いほどではないと思ったなら、まさしくそこが頑張りどころ。
まず一つ、たった一つだけ結果を出してください。
スポーツもちゃんと修了してから次に進むことが、成功の定義です。