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全国大会に毎年のように出場しているが勝てない、いわゆる全国の壁を破れないというならば、いまあるものを壊して全国で1勝できる新たな取り組みをする必要があります。
県大会ベスト8の壁を破って4つに向かうときには、よりハードな練習になるしさらに徹底するし、いまのチームでは不足しているのだから、苦労して築き上げたものであっても否定せざるを得ません。
そこに来るまではこれで良かった、このチームづくりがあったからこそ勝てないチームが段々と成績を伸ばしてきました。
同時に、どこかでてっぺんを迎えます。
いまの練習、いまの規則、いまの雰囲気など、良いものではあるが、ここから先へ挑戦するためには留まってはいけません。
それを崩せないときは、もうチームの最高を認めるべきでしょう。
いまがてっぺんだと。
これ以上は無理であると。
それを認めず、さらに上へ勝ち上がるとするなら、いまがどれほど良くて完成されていても、新たなチームづくりを始めるのです。
いまのままでは勝てません。
ならば、次の練習、次の規則、次の雰囲気が必要です。
苦労して積み上げたものを大事にしたい気持ちが膨らむほど、その場に居着くことになります。
いま階段を10段上ったとするならば、次の20段目までどうやって上るかを考えることで、マンネリや停滞は頭から消えます。
からだの能力が止まっていることより、脳の問題と捉えるべきでしょう。
一つの成果が出たからと言って、そこで足を止めずともいいのです。
いまの自分がどうであるかを見るより、次の自分はどうなりたいかと常に思っていると、階段を上る足は止まらないはずです。
もちろん、順調に結果が出るものではありませんが、行動することはできます。
いまの自分に気を良くしている緩んだ心に、そろそろ火をつけてみませんか。