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マンネリや停滞というものから脱するには、自分自身を変えなくてはいけないのかなと思います。
変えるという意味は、いまの自分を捨てるとも言えます。
愛着があって、満足していて、ある種のこだわりや自負が強いものを、これからの成長のために変える一歩を踏めるかどうかに掛かっています。
いまだって悪くない、決して悪くないのだけれど伸びていない、成績が上がっていかないというケースは多く、そこから脱するには親しみあるものを捨てなくちゃいけないという選択があるなかで、わかっているが踏み込めないというチームが圧倒的多数でしょう。
だからあえて個人的な情を持っていない人材をコーチや選手に採用するみたいなことを、プロの世界では常套手段にしています。
外国人をヘッドコーチにするなどは、その典型です。
同じように考えると、あまり地元感が出るのもよくありません。
優しさが出てしまいます。
勝てないけれど楽しくやれているという、勝負に徹することができない面は“地元”の弱さにもなっています。
そういった馴れ合いはマンネリをつくります。
どちらを優先するのか、勝負か、仲間付き合いか。
勝負に拘るが為に人間関係が崩れていくことをよく見聞きしますが、反対に仲間を大事にするが故に勝負できないこともあるのです。
勝つために踏み込まざるを得ない一歩があり、どれだけ愛着があっても、地元でも、思い切ること徹すること決断するときが必ずやってきます。
それをするか否か、行動できれば自ずと勝てる。