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2025/09/24 12:23 pm

大人同士の共感がチームを伸ばす

今日は埼玉の春日部市で、高校男子バスケ部のトレーニングを行う日です。

この数日はどうも眠気が取れません。

居眠りしてしまうことはありませんが、私にとっては珍しいことです。

それでも体育館に行けば普段どおり、自然と覚醒してパワー全開で練習しています。

生徒たちも元気いっぱい!・・・のはずですが、夏休みの余韻が抜けていない子らも、少しいます。

いや、本当はたくさんいます。ハハハ

選手先生が呼ぶところの梅トレは、いつでもどこでも通常運転、365日すべてトップギアで練習し、力の入れ方は時季によって上下しません。

この数年で、チームとの相性がよりハッキリとわかるようになってきました。

私は一貫して同じスタイルです。

もちろん自分の中で変化や進歩はしていきます。

しかし相手に阿(おもね)ることはしないので、強い練習に対して過敏に反応されるかたは一定数います。

またSNSの露出によって一時の興味関心で動いたと思われる依頼が増えていますが、それを大事にはできないのです。

まさか否定しているのではなく、馬が合わなければどうしたって良い仕事はできません。

熱の入り方、腰を据えているか、競技以外のチームづくりなど、人間関係において基本的なところで話が合うかどうかは重要であり、競技力の向上と勝つという目的は同じでも、それを成すためにすべきこと持つべきものがあまりにもかけ離れた考え方だと、双方にとり良くありません。

大雑把で「なんでもいいよ」というコーチも、過敏に「スパルタ反対」と憤慨する保護者も、私とは感性が交わりません。

共感するところがないのです。

何が正しいか、どれが正解かを論じる気はありません。

外の評価や格付けを求めてはおらず、自分の信ずるところで行動します。

そういったなかで話の合う人、バスケットボール観や人生観で共感するものがある人だとチームづくりはうまくいきやすいという現実があり、受ける仕事を見定めていく必要があると考えています。

断じて名前やお金で仕事を選んでいるのではありません。

偉そうにと思うかたもいるでしょうが、どうぞご勝手に。

不肖私がピースとして塡まるかどうかは、共感の有無で決まります。

それは対選手よりも、コーチそして保護者が主です。

来る者拒まず、ただし引き受けるからにはチームにプラスがつくれるかを見通し、私にとっても有意義な仕事であることが原則です。

ときに諦めることや断ることもしなくてはいけないと、コロナ後の客層の変化で考えるようになりました。

バスケットボールのテクニックだけでバスケットボールは強くなりません。

成果を出すためにいくつものアプローチが必要ですから、それが共感されるチームをできるだけ多くサポートします。

体一つだし時間は有限ですので、より良い仕事を目指します。