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初日の練習を終えて、はじめて泊まる『かね長旅館』に入りました。
過去の実績に区切りをつけ、新しい一歩を踏み出したチームで、基本のキ、からだづくりの根を張るべくウエイト・トレーニングにすべてを集中しました。
今後は私もチームのデータベースを真っ白にして、一から鍛えていくつもりです。
腕立て伏せ、スクワット、関節可動性など不肖私がずっと以前に一度だけ書いた拙著『バスケ筋』三部作に載せているようなトレーニングを、地味に地道に取り組み、ジリジリと前進していけるよう尽力します。
それがたったいまの選手らにとり、またこれからのチームにとっても最適かついちばん成果的になると判断しました。
おそらく子どもらも、男女ともに、自覚しているはずです。
肝心なことはメソッドレベルではなく、どれだけ自らを鍛えるかにあります。
ごく単純な、どこでも見るトレーニングであろうと、それでどこまで追い込むのか、はたまたサッと流すのか。
肉体は取り組み方がそのまま素直に見た目に出ます。
プレイにも出ます。
やったなりです。
これほどシンプルなものはないし、試されているものもありません。
競技スポーツのラインに立てるかどうか、その挑戦をいま始めたところです。
私のプログラムも唯一点、肉体づくりに集中して、顧問含めチーム皆の視点をまっすぐに定めたいと思います。
今日はあえてトレーニング器具を体育館へ持ち込んで、広い空間で行いました。
第2体育館(小体育館)だったから、とんでもなく遠かった!
それをよく運びました。エライ!
集団で行う場合、狭い部屋より広い部屋のほうが力を開放できます。
こうしたわずかな環境づくりをも味方にしながら、選手らの成功に繋がるよう、引き続き、なおかつ新たな世代のため頑張ります。
このあと夜からは、保護者も集まっての飲み会です。
元気な親御さんたちに負けぬよう、口と胃を追い込んでいくゼイ。