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昨日、香川から戻り、今朝はふたたびの羽田空港にいます。
今日は熊本へ向かいます。
最近は若いコーチらから依頼を受けることが少しずつ増え、香川の先生も創部6年というなかで道を掻き分けチームを育んでおられます。
私のクリニックとしては珍しいかたちの運びとなりましたが、いまチームに必要なことを行い、選手らが頑張れる練習を行うことは一貫しています。
チームも様々な経緯、状況がありますから、そのなかで尽くせることを自分なりに精一杯、努めました。
ディフェンス・フットワークもウエイト・トレーニングも今回は一切おこなっていませんが、彼らのパフォーマンスは発揮され、本人たちも「いつもよりプレイが良い」といった感想を話していました。
不肖私の仕事は、普段の練習に上乗せまたは新しい側面を見出し改善することです。
私っぽいドリルを行わないとしても、練習の中でスピードが上がり、スタミナが伸び、シュート・アタックの力強さが良くなるよう尽力すれば、それでいいのです。
私が前面に出る必要などありません。あくまで裏方です。
選手のみんなも初対面ではずいぶんと強ばった表情で身構えていましたが、帰る際は5人ほど体育館の外に出てきて、私の乗る車を見送ってくれました。
窓を開け「ありがとうございました」「ウィンター(の予選)楽しみにしてるよ!じゃあね」と互いに言葉を交わし、明日に希望も見つけました。
この香川は新しい経験でもありましたが、コーチとしてスキルアップに繋がる有り難い機会でした。
チームにとり現段階で必要なことはすべて示しましたので、わずか二日でも今回の依頼で与えられた任務は完遂です。
さて次は熊本の男子バスケ部に移ります。
ここも毎度タフなトレーニングですので、気を引き締めて任務を果たします。