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これから柏崎に向かいます。
日本海側ではあるものの距離はそう遠くもなく、移動は遠方のなかで短いほうです。
午後の練習となれば、早朝に家を出なくても間に合います。
今日と明日、土日の二日間で中学クラブをトレーニングします。
基本は一日の契約をしていますが、二日を使う日程が多くなってきました。
スパンが2ヶ月ごとであり、選手は必ずしも両日来るとは限らないので(根負けか?)、その不足分を補うと思えばちょうど良い量なのだと思います。
チームにより、また選手らのタイプにより、どのペースとボリュームが最良となるかは、1,2年回してみないと見えません。
契約時に私なりの提案は言えても保証はできず、責任を負えるところではありません。
2部練が合っている場合、毎月が合っている場合、人同士の付き合いに相性があるように、練習の頻度にもその人のベターが存在します。
練習も根っこは”コーチが選手の面倒を見る”行為であり、それが10代スポーツともなればよりコミュニティが成果を良くも悪くもします。
つまり運動科学より、本人の性格的傾向や行動パターンを捉え、こうやればしっかり練習できて上達するという経験上から生まれる知恵が活きる部分となります。
学問だと脳科学や行動心理学になるのでしょうが、私は学問視点をあまり好みません。
けっきょくは仮説であり、実生活においては結果をもとに変化させていくしかないからです。
半日がいいか2部練がいいか、毎月がいいか月2がいいかそれとも3ヶ月ごとで十分か、実際に取り組んでみてプラスに持っていける練習量を、選手の人間的なタイプから計算するということはとても重要なことです。
3年目に入り、この中学クラブも段々と自分たちがいちばん伸びるトレーニング・ペースを知り始めたのかもしれません。