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上手くいきそうなときと、そうでないときは大体わかります。
まさか特殊な察知能力みたいなオカルトの話ではなくて、以前との比較も込みでたったいまの選手らを間近に見れば、自ずと伝わってくるものです。
今日の高崎でも、やっと、ギチギチに動きを固めていた鎖が取れて、素直に前へ進み始めているのを強く感じました。
夏とはずいぶんと雰囲気が変わっています。
先月の彼らとも違いますね。
段々と良くなっているのでしょう。
先生の話からも、それがありありと窺えます。
この何かが吹っ切れた真っ直ぐさが見えはじめると、チームは良く伸びます。
すべきことを強く、全力で、するか否かだけですので、そこに向かえる人と踏み切れない人で明暗が分かれ、頑張ると決めたらそれを阻むものはなく、着実にかつ大きくステップアップできるのです。
人間のすることは、しょせん心の有り様に左右されるので、ほとんどが気の迷いによって自分の成長を止めているだけ。
その気にさえなれば、技量は気持ちよく伸びていきます。
その落ち着きと収まりを、今日の練習で感じ取れました。
2,1年生ともに。
これから強く練習していける気配がします。
その足枷になる因子は、ことごとく排除して。
コーチの重要な仕事の1つかもしれません。