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埼玉は朝晩が少し楽になってきました。
朝8時頃ですでに30℃を超えていたものが、幾分落ち着いて7月よりはずっとマシになりました。
そうなってくると就寝中のエアコンを調整する必要があります。
同じでは冷えすぎて、風邪をひいてしまいます。
しかしエアコンというものは、「ちょうど良い」状態をつくれません。
大体が空気を冷却しているのですから、それ自体が強引な方法です。
寒くなってしまうか、効き目が悪くなるか、どちらかを選ぶしかないのです。
ただ基本的には、夏には夏の過ごし方をするのが自然な生活であり、少し暑いくらいがちょうど良いと僕は考えているので、汗をかいてよし、寝苦しさだけ和らげればそれで十分だし、かえって冷えるよりも体調は良好です。
我が子らにも、はじめのうちにそれをして、肉体的にも精神的にも慣れを持たせることが、彼らの後々の人生を助けてくれるでしょう。
暑さを嫌がらない強さは、現代のような気候になってきたからこそ重要なのです。
さて我が家の困った問題は、初夏に買ったカブトムシの王様、ヘラクレスの幼虫を育てるために、リビングの温度を低くしなくてはいけないことです。
虫かごの横に温度計を置いて管理していて、25℃以下というのですが、それだとこちらが病気になってしまいます。
なんとか我慢して26℃台にしていますが、やはり四六時中、一定温度を保っているので、寒いというのが本音です。
しかし息子のためにも蛹化させてやりたいので、狭間のところで頻繁に温度調節しています。
そしていま、新潟行きの新幹線に乗っていますが、少し前よりも格段に冷房が強くなっています。
一切誇張なく、キンキンに冷えています。
明日から連休で乗客も多く乗っていますが、みんな寒くないのカナ?
脂肪が多いから・・・イヤイヤ、何人かはいるかもしれませんが、全体としては普通の人が大半だし、細身の女性もいます。
慣れてしまって平熱自体が低くなっているのかもしれないし、感じないという状態は、それはそれでリスクがあります。
それから、ほんの少し暑いだけで「すごく暑い」と感じてしまうのも、また危ういことです。
生命にはどちらが好ましいかで言うとそれは暑いほうであり、そのなかで程度を探るのが本来の範囲です。
いまは「涼しい」と「冷える」が混ざってしまって、外気温が高くなるほど冷房の強さも上がるというおかしな空調をしています。
本当は気温が30℃でも35℃でも、室内はつねに必要な温度にすれば良い話なのですが、今日の新幹線そして乗り継いだ在来線のどちらも、あまりに冷たい車内でした。
これでは体温調節は余計に難しくなり、体をこわす人も増える一方でしょう。
どうぞこのblogを読んでいるあなたにおかれては、ご自身の大事なお体を労ってあげてほしいと願います。
強い刺激は一瞬の快楽を得ますが、それを長く続けると体調を崩します。
埼玉の日中は35℃を超えますが、朝晩は少し下がりつつあります。
昼間も日によって涼しい場合がありますので、それに合わせ室温も日ごとに調節するのが当然です。
それを同じにしているから体を壊すのであり、無意識だった人は目を向けて、夏風邪対策をしてください。
からだへの意識が働かなくなることが、いちばんのリスクなのですから。