Blog
盛岡の二日間が終わりました。
熊本も盛岡も、それぞれ良い頑張りがあったように思います。
とくに今回の盛岡は、前回のクリニックよりも格段にスタミナが上がっていました。
それは同時に、精神的な持続力も伸びているということを示しています。
まず気力が続かず心が酸素不足になりますから。
心の体力がついてきたのは大きな収穫です。
子どもたちと先生とで、頑張っている普段の様子が頭に浮かびます。
東北は梅雨本番のような天候で、2日目は床がツルツルと滑りました。
すべての扇風機を下に向けるなどしましたが、それでもみんな転びまくります。
これは好機と捉え、滑らない足の着き方、力の入れ具合、中心のボディバランス、それらを掴むトレーニング負荷として嫌がらず反対に活用しようと。
みんな上手にやっていました。
力任せだったのが、床を踏むタッチが柔らかくなり、バタバタと音を出して動きが硬かったのが、程よく力を加減するようになりました。
体の中心も左右へずらせないので、体幹が安定します。
これは筋力ではなく、技術で改善したことになります。
また今回のワークアウトで、鍛えるべき肉体面が見えました。
何をすべきかを明確に知れることも、これまでよりチームが良い練習をおこなっている証です。
選手個々が自身の意思を持ち、チームがまとまりつつあるのを感じます。
この夏休みでの飛躍を楽しみにしたいと思います。