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人の性格は強い面が強調されてその人なりが出ますが、みんな良い部分と悪い部分を持っています。
どちらかではなく、中間も入れてすべて合わせてその人です。
ゲームでは性格の良い部分が出れば力を発揮できるのでしょうが、必ずしもうまくいきません。
イヤ、だいたい決まって悪い部分が出ます。
勝負事はタフだし、運動表現であるからいつもならできることだって本番では狂うこともありますね。
そのときに負けん気やエナジーがいると思いますが、人はまず弱い面が多く出ます。
押し負けていく。
でも誰も押してなどいません、自分の心のなかで勝手に膨らませていくのです。
だからこそ、負荷の強い練習が必要なのです。
苦しいときには、その人の本性が出ます。
性格的な良い面と悪い面、どちらが顔を出すのか。
大抵がすぐにめげて、手を抜く、ズルをする、ふて腐れる、悪ふざけに走る・・・・・
経験がないでしょうか。
ゲームで性格の良い部分を出せるように日頃から精神面の訓練をすべきで、これを怠っている選手およびチームは能力と戦術だけが頼りですが、そのパフォーマンスは心の状態によって100にも0にもなるでしょう。
実際は技術力（スペック）そのものよりも、精神面がゲームに強く影響します。
その観点から、やはり思考や感情を鍛えることはしたほうが良いのです。
技術的トレーニング、肉体的トレーニング、これらはみんなしていると思いますから、合わせて感情をコントロールする精神的トレーニングを必ず取り入れるべきです。
熊本クリニックの最後は、そのようなアドバイスを子どもたちにしました。
僕たちの考え方や行動は日常から作られていきますから、生活が安定しているほど良い面が増え、落ち着かない生活であるほど悪い面が増えます。
生きるものはすべて、環境に馴染んでいくわけですから。
意識してトレーニングすることが必要なのです。
さて今日は朝から新潟で定期トレーニングをします。
浦佐を通過しました。埼玉から行って9時開始に間に合うなんて、生活圏が益々広がりますね。