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盛岡の初クリニックは、チャンスと可能性が大きく見えた練習となりました。
無いものをつくることは時間が掛かります。
でも持っているものを引き出す場合は早い。
一瞬で変えることだって可能です。
彼らはできる、才能が明るい、そんなチームでした。
お世辞でもなんでもありません、事実をありのまま伝え、そのための手順を踏んだまで。
先生とも事前によくヒアリングし、前夜には保護者会長さんも交えさらによく相談し、練習前の1時間で具体的に詰めていきました。
そして13時開始の予定であるところを、12時40分からウォーミングアップをすると選手らが言うので、そこからもうテコ入れに取り掛かりました。
眠っているものを呼び覚ます方法があって、それを練習に組み込んでいきます。
最初のランニング、自重のトレーニング、フットワーク・・・普段の練習のなかに良くなるきっかけがたくさん見えています。
だから始めから終わりまで、一部始終をすべて見る必要があります。
ひとつずつの意図を明確にして適したものへ調整すれば、動きは着実に伸びていきます。
ディフェンスの足もいくつか試しましたが、選手たちの吸収力が途中から一気に上がって、よりうまくできたように思います。
才能を発揮するたび、やっぱり男子はこうでなくちゃ!と感じる場面が多々ありました。
このチームも必ず、アクセル深く踏めるようになります。
僕は陰から、ささやかに尽くしたいと思います。