Blog
新幹線車中です。
3連休の真ん中、乗客はまばらです。
朝から缶チューハイをプシュッと開ける音がしたり、坊やの大泣きする声がとどめいたり、大きな音を出しながらゲームに夢中の欧米人がいたり、携帯を手に持ち座席とデッキをしきりに行き来する人もいたりと、いつも車内は様々な顔を見せます。
でもきっと多くの人はたま〜に乗る新幹線で、週一(今週はなんと3回!)の僕だからその様子が目立って見えるのだろうと思います。
新幹線だろうと飛行機だろうと、ストレスなく無事に移動できるならなんだって構いません。
今の時代、PCやタブレットさえあれば、どこでもある程度の仕事(の準備)はできます。
思案や制作することは頭の中で行う作業だから、一人の時間と空間のほうが捗ります。
昨日まで息子が熱を出して子守りをしていたので、もちろんそういったデスクワークはできないし、なにより家族で一日ずっと自宅に居ることはマイナスが増えます。
完全に仕事が人生基盤である家にとって、皆で一緒に居る時間は長く保ちません。
行動するのも家族全員ではあまりうまくいかないので、親にとっても子にとっても、各々が外で活動するほうが健全なのです。
その意味で僕が偶(たま)さかこの仕事で泊まりが多く、新幹線や飛行機さらには船にも乗って長旅をすることは、良い循環なのだと思っています。
この2週間ほどは、家のことに時間を取られてすべき仕事、したい仕事が進みませんでした。
頭の中が散らかっているような感じで、思考ができません。
考えられないと手も動かないので、質の低い時間が過ぎていきます。
現場の充実した時間を他へも還元できるよう、良い時間をつくる環境整備が目下の課題です。