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さあ今年もいよいよ暑くなってきました。
今日のさいたま市の予報は最高34℃、車に表示されている温度は39℃と出ています。
エアコン全開の季節ですが、要注意。
冷やすと余計に暑さ負けします。
暑いほどキンキンに冷やす傾向にありますが、それは誤り…というか思い違いです。
からだにちょうど良い温度はつねに同じなのですから、気温が30℃でも35℃でも40℃でも、保つ温度は一定のはずです。
40℃だから20℃設定にする意味はありませんし、そんなことをすればからだは重くなります。
室温の25℃とエアコン設定の25℃では、大きく冷たさが異なるのを知っていると思います。
エアコン設定は気をつけないと、運動時に倒れてしまいますから充分に注意しましょう。
冷えた空気に触れる時間が圧倒的に多くなりますので、スポーツをするときに突然、灼熱のグラウンドや体育館に出る行為は危険です。
暑すぎることが危険なのではなく、急激な外気の変化が身体を狂わせるのです。
気温が高くて危険だからエアコンで冷やせ!
これは大きな判断ミスです。
冷やせば解決するものではなく、安易な措置はあとで大きな問題を引き起こすと、僕は以前から申してきました。
体内に熱が籠もらないように涼むことは有効です。
でもエアコンは涼むものではなく、冷やしています。
空気を冷たくしているのであり、つまり冷蔵庫と同じものです。
これは熱が籠もるのと同様に、人体にとって危険です。
熱くなるのも冷えるのもダメなのです。
エアコンを使うときは、できるだけ空気が冷たくならないよう配慮しましょう。
温度を高めに設定する、扇風機などで別の風をつくる、窓を開けて換気と併用させる・・・
必要なことは「からだに熱を帯びないようにする」ことであって、冷たくする行為は本来の目的から逸れていると自覚すべきです。
エアコンの冷却は、からだにとっても、スポーツにとっても大きくマイナスです。
温度管理、体温管理をしっかり行いましょう。
それはアスリートの大原則です。