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先週の土日で高知県へ行ってきました。
県制覇を狙う高校男子バスケットマンたちと、目一杯トレーニングしてきました。
2月から不定期によるクリニックをスタートして、今回で3回目となります。
今年1月、自宅の駐車場に車を入れて子どもを降ろしているところへ、僕の携帯が鳴りました。
登録されていない番号です。
そういうことは多々ありますから、おそらく家に関係するなにか業者の人とか宅配の人かな?と思って電話に出ました。
初めて聞く名前の学校でバスケットボール部顧問のA先生が、ひどくかすれた声で「トレーニングの面倒を見てほしい」と相談されてきました。
その電話でしばらく話し、僕は口調や息づかいなど伝わってくる印象から「これは本気だな」と直感し、引き受けなくてはいけないとも同時に考え快諾しました。
その後すぐにメールなどでチーム改革の第一歩をスタートさせ、2月4月と訪問してこの6月を迎えました。
インターハイ県予選では準決勝で敗退し、明確な課題を持つことができました。
チームづくりは、分析と計画と行動です。
なにが必要でそれをどうやったら習得できるかを明確に打ち出し、設定した目標に届くまで根気強く磨いていくこと、当たり前であり確かなものです。
それを実行できるならば、チームは間違いなく成績を上げられます。
超のつく地道な作業なので、それができるチームは結果が出るし、できないチームではなにをやっても実りはありません。
僕は結果の出せるチームを見ることが多いし、そうじゃなくても変えていきたいと思っています。
WEBやSNSから問い合わせはよく届きますが、ダイレクトに要望してくるところはやはりその意志が圧倒的に強烈ですから、必然的にそういった人たちを手伝うことのほうが多くなります。
イベントとして、ときおり外部コーチの招致をおこなうチームは増えているようです。
僕のところにもそのような印象のご相談は少なからず来ますし、日程が取れるならば快く引き受けています。
勉強の機会や良い体験をすることはきっかけになるでしょう。
その上で、やはり実を結ぶのはチームづくりに深く入っていく場合ですから、成果を求めようとするクリニックではより充実します。
さあこの夏、大きく飛躍できるか、ものすごく楽しみなチームです。