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いつもチョロチョロとしておちゃらけている選手がいます。
奇声を発し、話し中にウロウロし、半分ふざけてトレーニングしています。
比較的ゆるいチームでひときわ浮いて目立ちます。
これまで素通りしていたのですが、今日は一喝して自制を促しました。
おそらく良い時機かなと思ったからです。
その明るい性格は良い方に出すべきです。
トレーニングで苦しいとき、沈んでいるときにこそ持ち前のキャラクター性を発揮してほしい。
スタミナがあって、技量も高い選手です。
なのにデタラメな性格によって、すべてが消えてしまうのです。
個性を良い方に出すか悪い方に出すか、すべて自分の選択です。
たまに心を覗いてみませんか。
自分という人間の性格や行動、その特徴がどのようなものであるのか、ちゃんと知っておくべきです。
知っているようで知らない自分自身のこと。
もっと精確に言えば見ていない、見えていないところが数多くあります。
自らを「客観的に見る」ことが、ときに必要です。
個性を活かすには、それを役立てる場所を見つけることです。
どこで発揮するとプラスで、どこだとマイナスなのか、少し考えれば難しくは無いはずです。
私のお節介で、彼がエースガードになれる素材と存在であることを、本人に教えていきたいと思います。