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新年はじめの2週間で、チーム相談が3つ寄せられました。
昨年と同様、年はじめは人の動きが活発です。
売り込みは一切しないため人脈というものを持たないのですが、3つとも異なる経路、異なる地域からでした。
我ながら、幅が広いなと驚きます。
私自身は何も動いていませんので、すべて外の環境によるものです。
つまりスポーツの世界が、プロアマ問わず、年代も上から下まで、それぞれの活動がよりアクティブになってきたのかなと。
例年ではここから4月の新年度くらいまで、新しい動きが起こりやすい時機に入ります。
今回の各者ヒアリングについては、なんとなく、進まない感じがしました。
おそらく「ちょっと聞いてみよう」程度だと思います。
文面で大体わかります。
書いた人の気配が伝わるのです。
話したがっている、聞いてもらいたい、そういう感じって伝わりますから。
書くのがうまいとか、礼儀正しいといったことではなく、なんというか、熱量が違うのです。
この人はきっとすぐに助けが必要なのだろうという様子が感じ取られる、もしくはそれを不肖私に求めている、その気配というものが初回のたった1通のメールでも十分に察知できます。
それは、しばしば寄せられるトレーニングについての個人的な質問でも、同じことが言えます。
繋がりも何もないが、どうしても解決したくて、この人だと決めメッセージを出してみたという印象がありありと伝わる文章というのは、とても真っ直ぐです。
ここに来るのはそのような質問や申込みがなぜか多く、私にも不思議です。
理由はよく分かりませんが、SNSで情報を公開するようになってからもほとんど変わっていません。
どんなにInstagramで動画を投稿しても、この分野は決してポピュラーにはならず、やはりマイノリティな位置にあります。
競技スポーツというものは特殊な環境であり、そのなかでもさらにここは限定的な世界であることを実感します。
市場規模として考えたならば、普段使いにまで浸透し、万人受けすることが良いのでしょうが、どうやらそうはならないようです。
私自身もどちらかと言えばマイノリティですから、好む人と好まざる人がわかりやすく出るでしょう。
良い悪いの話じゃなくて、スポーツやチームづくり、またコーチングで熱量の近い人がここに悩みを相談し、強化を申し込まれてくるということです。
電話で話しても直接会っても、メールでも、伝えたい人の言葉はちゃんと姿形が見えるのです。