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2024/01/25 12:02 pm

高知は二日で3チームを教えて声が潰れる

先週末に高知県の高校生たちとトレーニングをしてきました。

加えてこのクリニックに他校の先生が3名、飛び入り参加され、指導者の視点から「バスケットボールのからだづくり」を学んで行かれました。

実技は遠慮されていましたが、タブレットでたくさん撮影していたので、おそらく翌日からチームへ導入されるおつもりなのでしょう。

僕のクリニックではメモ、撮影、SNS投稿、実技参加となにをしても構いません。

受講料を払った分、あらゆるものを成長の材料として手に入れて帰ってもらいます。

夜もまたその先生方と一緒に食事をし、話に花が咲いて久しぶりになんちゃらサワーのようなものを何杯も飲んだものだから、お腹に堪えました。。。

翌2日目の午前も力一杯にトレーニングし、そのときすでに声はガラガラ、でも午後に場所を移して中学生バスケ部の初クリニックが待っています。

かすれた声で申し訳ないなと内心思いつつ、でき得るかぎりの喉の力で出し切ると決め、いつもと変わらず全力で進行することにしました。

僕は初めてのクリニックでも普段と何も変わらないし、年齢や性別、競技レベルなどによって人の付き合い方を変えることはしません。

距離を縮めないと練習は良いものにならないと痛感しているので、初対面であってもいきなりドン!と選手の懐に飛び込んでいくのです。

そして開始30分もすれば、よそよそしい不慣れな空気はどこかへ消えています。

今回も、まるでいつも会っているかのような馴染んだトーク。

本来の僕の性格は、超人見知りです。

でも昔から、固いフォーマルな場が大の付くほど嫌いで、それに緊張している自分がとても苦痛でした。

強ばってしまっては能力が発揮できず、子どもたちに尽くすことができません。それは絶対に避けたい。

だから目一杯に盛り上げて、駆り立てて、自分が進行しやすいマイワールドへ誘い込みます。

そうしたら間違いなく良いほうへ向かう確信があるので、初めて会う選手たちでも知り合いであるような接し方を、あえてしています。

演出して、慣れた場を意図的につくり出すのです。

たぶん、その印象は良くも悪くもあるでしょう。人それぞれで結構です。

個人の考え方によって違いますから、もし悪く見えても僕はいたっていつも通り。

檄を飛ばし、ふざけたことを言い、厳しいことでも事実を話します。からだも充分に追い込む。

体裁を気にしたところで、なにも良いことはありません。

力を発揮するために周囲環境というものはとても重要ですから、コーチも選手も自分がシャキッとできる雰囲気づくりを心掛け、勢いと頑張りと集中を以て目の前の課題に取り組むことです。

男子の中学部活と女子のU15クラブが合同で行いましたが、まるで一つのチームのような、まとまった良い練習であったように思います。

コーチの方々も、思っていた以上に喜んでくださいまして、貢献できた安堵が体中に回り、疲れがドッと押し寄せました。

また声かけてください、全員成長!!