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普段は高校生の面倒を見ることが多く、その感覚で中学生を教えると「すぐうまくなるナァ」と変わり方にいつも感心します。
ごくたまに小学生もレッスンすることもあり、それも同じ印象をもっています。
すべきことを的確に当てはめると素直に伸びていく、これが若い世代とくに10代前半の可能性です。
この可能性は機会とも言い換えられると思います。
その年頃のみんな、ぜったいにいまを逃さないで。
先日の柏崎のU15クラブでも、1年間の定期練習がちゃ〜んと馴染んでいました。
1年間と言っても、僕自身が顔を出すのはわずか6回。
そのうち2回は2部練に増やしたので計8日間となりますが、最後の1回はこれから春に行うので、いまは7日間を終えたところです。
8ヶ月半のうち7日間のレッスンをして、チームでどのように導入し実践していくかも形作って、あとはコーチと選手で日々実践していきます。
一番はチームの頑張りによる伸びであり、上手に取り組んでいるし、また努力されている様子がありありと伝わってきます。
段取りよくクリニックを進められるようにもなっているので、新鮮なテーマを二つ取り上げ、次の段階へと踏み出しました。
これもきっと、あっという間にからだに入っていくんだろうな。
変な言い方ですが、小学生や中学生はいとも簡単にうまくなります。
できないことが、できるようになる。
こっちは半分、教えてもモノにするのは一部の選手だけだと思っているところに、意外にもほとんどみんなかたちになっていくわけです。
安易にドリルを毎日繰り返せばそうなるものではないので、やはり本人の持つ吸収力というか、習得しやすい年代があるのだと実感するのです。
つまりは如何様にもなり得るので、必要な情報と手段を用いねばなりません。
才能なんかの問題じゃなく、方法を工夫すれば誰でも伸ばすことができるのです。
経験として、それはほとんどの選手およびチームに当てはまります。
成長期のただなかにある小中学生のみんな、いまの現状からなにか発展させられることはないか、目を凝らし頭を捻って工夫してみましょう。
いま身体を刺激すれば、グングン伸びるゴールデンタイムです。