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はじめての地、和歌山県の有田川町を後にしました。
今日も初対面の先生とこどもたち、今年は初クリニックが多く断トツに過去最高数です。
この9月初旬で、すでに10チームを超えています。
その3分の2がスポットなので、文字通り定期日程の合間にポンとどうにか入れることができています。
事前の動画情報を元に、普段の練習に入ってもらいその中身をよぉ〜く観察しました。
今回は一連のからだづくりからボール・ハンドリングへ、さらにその次のコンタクトの練習がきっかけになりました。
ある視点を材料にして、僕が本格的にレッスンをはじめます。
毎回きっかけづくりのタイミングを探し、みんなが飲み込みやすいように導入を工夫します。
そのチームそのクリニックですべて異なります。
リアルタイムで見つけるので、同じものはひとつとしてありません。
今回は、顧問の先生も力を入れている、コンタクトのボディワークを訓練するメニューのところから本編がスタートしました。
いつもチーム練習に直接切りこむのが、不肖僕なりの「バスケットボールのからだづくり」です。
でもこれがいちばん選手の頭と体に入りやすい。
まだ見ぬ眠った能力を呼び起こすにはどうすればよいのか、それをシンプルかつ明快に説明できるのがこの方法です。
ここで筋道が出来上がると、そのあとの練習がグッと深まりみんなの物覚えが良くなります。
根っこの重要な部分を正しく理解することは、すべての練習の上達を早めます。
断片的に練習するよりも、こちらのほうが成果的だしバスケットボールの全体が一緒に伸びていきます。
ディフェンスの足もコンタクトもドライブも、大事なところではみな繋がっているからです。
一見して大きく質の異なるプレイでも、基本は共通しています。
運動というものはじつは多くの部分で重なっていますから、そこを習得するとほとんどの動作が良くなります。
それを理解してもらうためにこそ、ちょっと独特なクリニックになっています。
興味のある人、断固チームを伸ばしたい人はどうぞご連絡ください。
今日も多くのことにトライして、あっという間の3時間でした。
終わってみるとやはり時間が足りません。
今度はじっくり、2日間取れたら最高だナァ。