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夏休みも終盤、8月28,29日と香川県の中学校にお邪魔しました。
先生から突然の相談を受けたのが8月5日、僕のWEBサイトからメールが届きました。
マァはじめてのメールはすべて突然なわけですが、なにを言いたいかというと、7月終わりに夏休みとなり、さらに8月に入ってからの連絡だったので、てっきり二学期のスケジュールになるだろうと思っていました。
そうしたらばすぐの8月中だったので少し驚いたのですが、顧問の先生に会うとその急展開が腑に落ちました。
熱心すぎるほどの勉強家であり、探究心のあるかたです。
中学の先生でこんな人いるのか?というくらい研究すること、知識を深めることが好きで、どちらかというと大学の先生のような印象を得ました。
先生とは事前に何度もメールを交換し、練習動画もたくさん送ってくれました。
それらについて議論し、問題解決と課題達成のためにどのような方法があるかを一緒に考えました。
そのたっぷりの打ち合わせを踏まえての2日間クリニックです。
事前の開示情報により、できることはたくさん見つかっていました。
プラスして環境的条件、クリニックを行うのが初めてであることなどを考慮し、さらにチームレベルと個人の意欲、個性を捉えて(予め先生より聞いておきました)練習を進めていきました。
2日間で日程を取っているので、初日の良さ、2日目の充実がそれぞれ活きます。
初日は緊張しているもののこれ以上ない新鮮さがあり、ぎこちなくてもすべてがドキドキワクワクの世界です。
そこにダイレクトな動きづくりを導入します。
ジワジワなんて進めません。
2日目は慣れと共に要領を掴んでいますので、練習がグッと進みます。
これが、年齢が下がるほど早い。
だから若いほど覚えが良いのです。
初日にできなかった話が、2日目にはすることができます。
つまりこういうことかな?という察知も良くなっていて、コツを上手に掴みます。
こちらの様々な問い掛けにもリアクションが早く返るので、なんだかノリが出てきます。
こうして1日目(1コマ目)、2日目(2コマ目)とそれぞれの局面を活かしたクリニックを展開し、選手たちは自分の潜在能力を引き出すことができました。
ここからのチームづくりに、明確な課題と方法を見つけることができたようです(先生談)。
次は冬に予定しました。
成長したみんなを見られるのが楽しみです。