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いま新潟へいく新幹線の車中です。
今日からは佐渡島へ2日間の定期トレーニングをしに行きます。
昨日まで、地元埼玉県の高校男子バスケットボール部にて、からだづくりの校内合宿をおこなっていました。
全日2部練習を2日間、さらに校内の合宿所に泊まって夜は先生と生徒でボール練習をしたようです。
短いながらもTHE合宿というものを、とにかく再開できました。
終日からだづくりで2日間は、恐ろしくハードになります。
選手らはそれを立派にやり遂げました。
バスケ初心者も数名いますが、最後は全員で終わることができたので、たいしたものです。
トレーニング合宿をする理由、狙いはただ一つです。
「いまのゆるい普段を変えること」
当たり前に手を抜いたり、何かにつけてすぐ休憩し、隙あらば生活が乱れる、そういった人間のよくある弱い面を少しだけ、見直すことです。
からだのみならず精神的に辛いことをしながら、それに翻弄されない、自ら「よしいくぞ」と主体的に向かうことでからだが動きます。
気が散らばっていて練習の外に向くことから、グッといますべきことに集中することが、確実な成果をつくるのです。
話を聴いていなかったり、準備や移動で行動が起こらないと「はい3本！」と走ります。
腕立て伏せやバーピーを何十回とします。
こういうのは人任せだったり、自分だけ守って他人を見ない感覚がために出る行為です。
自分を育てて、仲間で分かち合う、それが選手各々の普通になるよう、ささやかに努力しました。
気温が40℃近くにもなるのに、途中でダウンはしても全員で合宿を終えられたのは大きな前進です。
この経験を礎にして、また普段を頑張っていきます。
さて途中で新幹線を降りて、今度は佐渡汽船に乗り込みました。
たくさんの乗船者でフェリーは大賑わいです。
世の中に活気が戻っています。
スポーツもはやく以前の熱量に戻そう。