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夏の予定がぎっしり埋まりました。
関東圏もあり遠出もあり。
7月は、ほぼ全チームが入ります。
ここと夏休み期間の8月は、冬へ向けてのトレーニング期になります。
暑さを吹き飛ばして充実した日々にできるか否かは、すべて計画の出来如何です。
計画とは「どこへ遠征に行くか」ではありません。
試合を組むだけのことを計画とは言いません。
もちろん、授業のない恵まれた1ヶ月ですから、普段にはできないことをしようとすることは理解します。
日頃、地道に練習をしているチームなどは夏に思いきりゲームで実戦経験を積むと良いでしょう。
でも多くの場合は、普段の日だって土日に練習試合をしているし、3連休などあれば他県へ出掛けていくこともあります。
要するにもう充分、遠征をしているのです。
つまり夏に試合をすることが、特別に重要な意味を持つことはありません。
それなら、もし試合は組んだとしても、それ以外の夏計画、成長計画を立ててみましょう。
するなと言っているのではなくて、この夏で成長する目標と課題が明瞭であることが成果に繋がるのです。
それが本当の計画です。
この1ヶ月でなにを練習するか、どのようなことを習得するか、必要なスキルや体力レベルを自覚しているか?夏季3ヶ月での目標値は?
そういうものが自分を着実に上達させます。
試合を組むこと自体はイベントに過ぎません。
でもそれで予定を立てたと思う人もいます。
本当のチームづくりとは、目的と目標を具体的にすることです。
長期的な目標は立てやすく抽象的になりがちですが、短期目標は意外と持っていないことが少なくありません。
短期が中期となり、中期があって長期です。
どこかだけに計画があるとか、どこかだけ曖昧というのは成り立ちません。
すべて繋がっているし、1日の積み重ねが3年後をつくるのです。
この夏の成長計画がシンプルにまとまっているチームは、きっと良い冬を迎えるはずです。