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Instagramでフォロワーさんからメッセージをもらいました。
質問は日頃からよく届きます。
悩み相談が多いです。
今回は「裸足」に関するものでした。
なぜ裸足でトレーニングしているのか?ともよく訊かれます。
私が裸足にしたのは、10年くらい前だったと思います。
きっかけは、あまりに足先での踏ん張りに頼る動作が多数の選手に見られたことが、ひとつにはあります。
また足指が曲がらない(どころかまるで動かない)中高生の多さを見かねて、ペンギンのようなペタ足を直すために足裏を感じさせる取り組みとして、裸足のトレーニングにしました。
裸足にして、これまで感じなかった自分の足を知り、床の感触を知り、そこへの加重を知ります。
シューズを履いていることにより知らなかった、未知の身体感覚を得ることができます。
難しいことではなく、要するに乗ってくる負荷を直接受け止めるので、指が曲がったり反ったり、足の甲がウェーブしたりと、足が細かくよく動く、そういうことです。
必要なかった指や足首など関節の新たな動作が加わり、その可動域も要求されます。
踏ん張るときの力の入れ加減も、シューズ分の助けが無くなり、それを地足ですべて賄うことになります。
身体に掛かる負荷をうまく操る技量が必要になりますね。
道具を減らすと、発見が大きいのです。
身体はそれに適応すべく変化していきます。
幸い日本の場合、家では素足です。
ただ運動負荷でのそれは経験がないでしょう。
素足かそれに近いスポーツをしている人またしてきた人は良いですが、現代は小学校からずっとバスケットボールだけです。
またクラブ活動以外で運動や外遊びをしない子も多くいます。
運動動作に靴を頼ったものが見られ、それがために技量が低いこと、足のケガが多いこと、足の関節が動かなくなっていること、それらを解消しようと思って裸足を試しました。
今でもずっと続けています。
男女年齢、関係なく。