梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

なんのために食べる?

 食事ってのは、好みで食べるんではなく、必要だから食べるんだ。

 これだけ調理技術や調味料なんかも発達してるんだから、美味しいものはいくらでも作れる。

 それを求めるのは必然だけど、選択の最優先を「好み」にしたら、そりゃ体はダメになる。

 自分の食べ方が、必要かどうかで決めているのか、好き嫌いで決めているのかを、一度検証してみることだ。

 体が欲するものを入れている人と、脳が欲するものを入れている人。

 体調の優れない人は後者が多いと思う。

 善し悪しを決めるものではないけど、確実に体は変調する。

 少なからず自覚して行なうべきだろう。

 これは体に良くてこれは悪い、そんな知識はじつは自分の都合の良いように刷り込まれていく。

 果物が好きな人は、キウイにはこんな成分マンゴーはこれだと、だから食べて良いと結びつける。

 これはあくまで自分の都合で繋げている。素直な事実の解釈じゃない。

 牛乳や卵が大好きな人は、それと健康を結びつける努力をする。

 こんな良い栄養が含まれている、だから食べてよし、自分は間違っていない、健康にも向かっていると繋げる。

 栄養価が高いとかそういうことは決して間違いではないし、否定もしない。

 でもこれだけは確認しておいてくれ。

 それは必要だから食べているのではなく、あなたが食べたいから食べているのだということ。

 どんなに栄養価が高くて低カロリーで健康に良いと言われていても、食べている動機は「自分が食べたいから」です。

 そこはちゃんと理解しておこう。

 その選び方を主にしていると、いつか必ず願わぬ病魔がやってくると、念を押しておく。

 こんな早く(若いうち)に...とか、最悪の癌ができてしまった、人工呼吸器だ薬漬けだ透析だ。

 これは生きる長さに応じた、自然な衰弱ではない。

 足腰弱った風邪ひいたの次元じゃないんだ。

 まさか自分が....なんてなりたくなかったら、養生しよう。

 体あっての人生、好みは二の次だよ。