梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

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挑戦者の心境

今の自分の立ち位置を意識したり、そこから次の結果を望むと、必ず足元をすくわれる、今日はそんな話をしました。

たとえば今、毎年全国大会に出場しているとか、この間の大会で優勝した準優勝した、何位を獲った、そんなことを基準にことの成り行きを考えようとすると、大抵は大コケをします。

当然のごとく自分達はその地位にいるんだと、気を抜くことに繋がるからです。次も簡単にその順位を獲れるのだろうか?そこは安泰なのだろうか?

もちろん当たり前じゃありません。気を入れないで試合をして、次も同じ順位になれるものではないのです。

でも、そこまで慢心しているつもりは無くても、人間は立ち位置をどうも自然と意識する生き物のようです。

だから、最大の注意を払って、どん欲に、目指すものだけイメージして自分を挑戦者に形作っていく作業が必要なのです。

落ち着いてしまったら、おそらくそこで終わります。止まってしまいます。もしかしたら、次そこは!と狙っているチームに食われてしまうでしょう。

では、そうならないためには、常にどん欲になるためには、どうすれば良いのか。私のささやかな提案は、物事のはじめを全力でやろう、ということです。

チャレンジャーに余裕はありません。はじめからガン!と飛ばしていく必要がある。だから、ゲームのはじめから勢いよくいこうと、大会の初戦をロケットダッシュしようと、それがチャレンジャーが乗っていく方策だと思います。

人は大概、格下とかまだ地区予選とか思うと、気を抜いてしまいます。そうすると、たとえ勝てたとしても、あとまで尾を引くのです。

一番大事な試合だけ良いプレイができるわけはありません。1回戦だろうと格下だろうと、良いスタートを切るから後半も素晴らしい試合ができると、私は思っています。

それが無意識の油断を取り除く一番良い方法だと、これまでの指導経験で実感しています。

どんな大会だろうとどんな試合だろうと、どんな相手だろうと関係なく、とにかく自分のベストパフォーマンスを目指す。

そうすることで安住から脱し、ただひたすらにどん欲になれる。やはり自分との闘いなんですね。

ただただ上だけを見て。それが勝つものの心境なのかもしれません。