梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

2,3月の下級生面

この時期の高校一年生とか中学一年生は、態度が微妙になります。どのような態度かというと、練習の中で「下級生」を出して、着いていけませんというような表現をします。

自分達はまだ下級生であり、先輩たちよりは出来ない、出来なくても相当である、そんな態度を見せてきます。

残念ながらメニューがハードになるときに限って、です。

状況が悪くなるときにだけ、下級生であることを出してきて弱々しく表現します。ですから体力トレーニングのときにはそれが顕著に表れます。

都合に合わせてパフォーマンスを上げたり落としたりする選手は少なくないと思いますので、やはりそこは見逃さずしっかり指導した方が良いでしょう。

なぜならあとひと月ふた月もすれば「先輩」になるからです。いつまでも下級生面させていれば、4月から新入生の面倒を見られません。しっかりしない先輩がいて、それに染まる後輩がいて。このようにしてチームはどんどん弱くなっていくのです。

自分は頑張れないのに後輩に偉そうにする先輩になってはいけないし、言い訳がましい先輩を真似る後輩が出来てしまってもいけない。声を出して奮起できない先輩は頼りないし、先輩をナメる後輩がいると面倒が起こります。

こういった先々の事を踏まえ、また新2年生自身の心の成長を促すためにも、まず半無意識で半意図的にやっている「下級生」な演技を止めて、たくましい行動を作っていくことが重要です。

何事も「考える」より「行動」が重要です。頭の中で思ったり言葉に出すだけではなかなか変わりませんが、アクションを起こすことで習慣に入っていきます。

皆さんの周りで、なかなか伸びない新2年生がいるとしたら、もしかすると「自分はまだまだ下級生」を利用して逃げているのかもしれませんよ。

※似たような話を以前に書いていました

「新学期あたりにいつも思う事」

http://baskekin.seesaa.net/article/362714857.html