梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

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苦しみの先

この世には、乗り越えた者にしかわからないこと、乗り越えた先にしか見えないものが確実にある。それを経験するのかしないのか。あなたの後の人生は大きく左右するだろう。

乗り越えた先の真理を知るまでやり抜く者がいて、すぐに不満をぶちまけて逃げる者がいて、この両者の人生は大きく変わる。ものの見方・捉え方も180度異なっていくはず。小さい頃からでも人生の選択は確実にあって、取り返しのつかないくらいあなたの未来は全く別のものになるのだ。

もちろんやり直しはきかない。小さな事であっても一度逃げた者は、そこからずっと逃げ続ける人生になるだろう。何かにつけ自分に対して言い訳し続けるのだ。都合が悪いと不満を抱き、なんでも人のせいにして周りが自分の都合に合わせてくれることを強く要求するようになる。そのワガママを親がずっとフォローしていかなければいけない。親はいつまで子供の汚したケツを拭いてくれるだろうか。

あなたは自分が成長しようとは努めず、都合の良い環境や状況を欲する人間になるのか、それとも社会から刺激を受け学び、吸収し、そこから自らを育てようと精進できる人間になるのか。ふたつにひとつ。生まれた瞬間から私たちは選択を迫られている。

どんな苦しい事があってもいずれ環境は変わる。はじめから終わりの見えている条件の中で、それでも今すぐ逃げるというならば、環境が変わった後にも決してあなたの望む幸せはやってこない。しょせんは「頑張らなくなった」だけの変化でしかないだろう。幸せや充実とは、苦しい事の向こう側にしかないのだから。