梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

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とことん

 これからの若いコーチ、トレーナーや子供たちへ。やるならば「こだわり」を持ってもらいたい。目指すなら、その歩み方や考え方に自分の魂を入れてほしい。

 私は少し前から「食」に興味を覚え、自分で色々と実践している。正直どんどんハマっていき、エスカレートしていく。人には「やりすぎ」「気にしすぎ」「こだわりすぎ」と言われる。おそらく私を見ている皆が、そう思っているはずだ。

 でもね、そんなことはどうでもいいんだ。私はこだわっているのが楽しい。「こだわり」をやりたいからこだわっているのだから、それを躊躇する理由はない。トライしてみて失敗して、別の方法を探して、さらにより良いものを求める。自分の納得いくものを見つけようとする。それはなんら悪いことではなく、やり過ぎでもない。

 さらに最近になると、急に政治・経済なんてものに勉強意欲が沸いている。一般的な勉強のそれとは違い、ただ詳しく知りたいと思ったから調べているだけだ。自分の住んでいる国、自分の祖国が今どのような状況にあるのか、世界との関係はどうなっているのか。それがたまたま自分の人生、実生活に切実に影響している実感を持ったから、自然と意識するようになった。

 調べ始めるとこれまた面白くて、とことん知りたくなる。そして他の人の意見も聞きたくなる。案の定、面倒くさい堅苦しいと思われるわけだ。でもそれはその人の感覚であって自分には関係ない。私は知りたいし議論したいのだからそうしているに過ぎない。真剣に理解し考えたいと気持ちが惹かれるままにエネルギーを注いでいる。「こだわる」ということは、単にそういうことを言うのじゃないかな。自分が本気なら“過ぎる”なんてことはないし、程よくを基準にする理屈もない。

 ただ一つ、自分にとってそれが充実しているのかどうか。だからとことんこだわって、バカになって、自分の気の済むまでやってみたらいい。

 キミの「とことん」を応援する。