梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

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同じこと

「同じ事を繰り返してどうして違う結果を期待するのか」

なんていうアインシュタインの言葉がありますけど、できないにはできないなりの、できるにはできるなりの理由が必ずありますよね。辛い、苦しい、不満だ、もっとこうなりたい、なんて言っておいて、そこから抜け出したり改善・好転するための努力をしないのでは、そりゃあ変わりようがないでしょうと。

何もしないで、同じ自分のまんまで、「できない」「無理だ」「悩ましい」「辛い」「気にくわない」とか。言っている理屈が明らかにおかしいのだけれど、とくにゆとりと言われた今の若い世代には、それが当たり前のようです。

しっかり解った上でワガママや非常識を突っ張っているのではないと私は思います。子供の頃に良いも悪いも全部「許される」育て方をされてきたから、そこに分別がないわけです。裕福な世の中に体たらくし始めた私たち大人が、何も教育してこなかったツケかもしれませんね。

できないけど許されたい、やらないけど立場を認めろ、努力しないけど成功したい、向こうから勝手に楽しい事が来て欲しい、そんな雰囲気が最近多いです。そういう人が大人になり親になり、その子供はまたそうなる。この先けっこう大変な世の中を迎えるかもしれません。

良いものは認める、ダメなものはダメと、はっきり成否をつける世の中を、私たち大人が再構築していかなくてはならないんじゃないでしょうか。