梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

任せること

私は練習やトレーニングを指導・監督するとき、多少ずれていても、やる気のあるときには子供たちに任せます。選手たちが自らの意欲でもって頑張ろうという姿勢の時には。大事なことは苦しくても気持ちが前向きなことですから、下手でも何でも懸命にやろうって本人がなっているのなら、意図的に口を出しません。

それ違う!まだ足りない!みたいなことがあっても、できるだけ黙っているようにしています。そこでまたあれこれ言ってしまうのは、反対に伸びる瞬間を潰してしまう気がするので。人がやっているのを見て外から言うのはたやすいけれど、聞く側にとってただの口やかましい小言でしかないものは、成長を阻害する行為だろうと思います。

自分が指導していることに酔ってしまうと、場の雰囲気をことごとく壊してしまいます。それでいつまでも選手が潰れたままになっているケースは少なくありません。選手たちが精力的に取り組んでいるときは、コーチから口を挟まず任せる。そういうことも大切なコーチングだと、私は思います。