梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

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新入生の心理

入学式が終わりました。この時期、早いところではもう新入生達が部活動に顔を出し始めています。もっと早いところは、春休みの3月から練習に参加している子たちもいます。

新入生は本人たちなりに、そのチームの雰囲気を感じて自分の心の持ちようや、態度、行動を決めています。なので上級生たちが練習に対して、てれんこてれんこ気を緩めてやっていれば、新入生たちもそれを真似します。

「気の緩んだチームだ。じゃあ自分も緩めてやっていいんだな」

そう感じます。力の入らない手を抜いたプレイを先輩がしていれば、新入生も同様に雑な取り組みをします。素直にその慣習に倣(なら)うのです。

上に立つ者は自分の一挙手一投足がどれほど下に影響を与えるか、知っておくことです。上級生が、返事もしない声も出さないならば、新入生はそのまま見習います。コートの中でだらだら歩いて練習のしまりを崩すなら、新入生もどんどん気を抜いてナメた態度を取り始めるのです。

だから情熱をもって熱心に懸命に練習していたら、自然と新入生も全力でやるようになります。先輩が厳しい態度で練習に臨んでいるのなら、下は自ずとそれと同じ行動を取る。だって新入生はそれに着いていくしかないのだから。そういうところまで解って先輩としての立ち振る舞いをしなければいけないと思うのです。