梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

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後悔先に立たず

できない人はずっとできない。できる人は何でもできるようになる。この差はなんだろうか。できる人というのはどんなに困難なことでも必ずクリアしていくし、反対にできない人っていうのはどんなに簡単で些細な事であっても絶対にできるようにならない。

同じ練習を同じ量、同じ期間やっていても、どれだけアドバイスやレクチャーをされても、できない人はずっとできない。それは能力のあるなしの話なんかじゃなくて....これだったらできるけどこっちだからちょっと難しいんだとか....そういうことでもなくて。

所詮は心がめげている、心の中で言い訳をしているのだと、ボクは思う。キツい辛い苦しい、そういう状況を嫌い手を抜くばかりで、本当は成長していこうなんて一つも思っていないんだ。うまく出来ない自分を見せて大目にみてもらおうっていうずる賢い魂胆が丸見えだ。

自分をごまかして、周囲にはさも最大限頑張っているんだと見せかけて。そんな人間は、たとえどんなに単純楽勝な事でもクリアできないだろう。本人が「本気」じゃないのだから。「絶対できるようになってやろう」と、本当は思ってなんかいないのだから。

成長しようという気持ちよりも、キツい苦しいかったるいという感情の方が勝り、目標の達成などどうでもよくなってしまう。でも残念ながらそこを避けて成長することはないと断言しよう。上達は、苦しさという道を通らなければ掴むことができないものなんだ。だからそこで立ち止まっているうちは、絶対に成長・向上・変化は起こりえないんだよ。

最初はみんなできないけれど、どうしてか伸びる人は必ず伸びていくし、伸びない人はずっと伸びない。不思議だね。これ以上辛くなりたくない、他の人よりやさしめの課題でずっとやっていよう、それで難を凌げる。そんな心のブレーキが、あるんじゃないのかな。

気づけば手を抜いている自分がいる、気づけば楽な方に甘えようとする自分がいる。

いや、たぶんキミはとっくに自覚してるんじゃないのかな。

できないように加減している自分に。

いいのかい?本当にそれで。

後悔先に立たず、だよ。