梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

「食」を考えてみる(2)~ 経験談② 暑さへの不快感 ~

私が感じた変化の中のひとつに、「暑さに慣れた」ということがある。これも、そういえば...と最近気づいたことだ。今年の夏はとくに暑さに耐えがたいものがあったが、暑さというものの感じ方も変わってきた。

これまでは少し暑いとすぐに涼しいところに行きたくてしょうがなかった。何か拒否反応というか、とにかく不快感で「頑張って我慢している」という感じだった。しかし最近風呂上がりや布団の中など、暑くて汗がたくさん出てくるのだが、感覚として今までの強い不快感が無くなっている。いつもと同じように汗がジト~っと垂れて体がモワッとしてくるのに、体が拒否反応を示さない。つまり気分の苛つきが出ない。

それでなんとなく気づいたのが、おそらくそれは「自分自身が温かくなったから」じゃないかと。今までは体が冷えている体質だったので、外気が暑くなると体が嫌がり自然に冷えよう冷えようとなって、私には不快感として現れていた。人間よくない事でも長く続けば「適応」する。冷えもよくないことだが適応してしまっていたのではないか。

暑さに対する不快感が少なくなったのは、暑さに慣れたというよりも体自体が温かくなったからじゃないだろうかと考える。体が温かいから外の暑さだってなんともない。冷えてしまっているから半袖短パンにならないと居られない。そういうことは考えられないだろうか。

電車やコンビニ、飲み屋やスーパーの異常な冷房の効かせ方。もうこの時期さほど暑くもないのにまだ冷やすかという感じの。もしかしたら日本人皆、誰も彼もが同じように「冷えた体」になってはいないか。だから冷やし加減も麻痺しているんじゃないのか。思い返せば私は北海道出身だが、だからといって寒さに強い平気なんてことはなく、子供の頃は寒いのが大嫌いだった。

さておき、最近になって、ずっと妻に言われてきた手足の冷たさが、なんと無くなっていた。