梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

トレーニングの間違いはコートで如実に表れる

久しぶりに指導日記を書いてみようと思います。この新しいblogでは、日々のちょっとした思考を綴ろうと思っているので、指導記録的なものは書いていませんでした。今日は少しだけ、気がついた事を載せてみようと思います。

先日訪問したチームの練習で気がついた事。スクワットの重心がまったく出来ていないことに気がつきました。背中が丸くならないように、しっかり背中を伸ばし腰を入れ....などと言っていますが、大まかにはそのようにやっているんです。でも、お尻を突き出した姿勢で極端に股関節をくの字にしているため、重心が股関節に乗っていません。

写真がないので言葉では解りづらいかもしれませんが、お尻を突き出し過ぎて上半身が前のめりになってしまっているような姿勢です。前のめりと言っても背中は伸びていて丸まっているわけではありません。ですが、結局は体重やバーベルの重りが股関節に乗っていなくて、そこがまったく鍛えられていないということです。

選手たちのスクワットは、背骨を反ることを頑張っているだけで、脚も深く曲がっていないし、股関節で踏ん張るトレーニングになっていませんでした。

試合や練習を見て、DFの脚が全く動かないなと感じたのは、ここだったんですね。ストップの脚も弱いし。女子チームですが、女の子特有の内股の脚になる選手が多いのは、スクワットでまったく股関節が鍛えられていないからだと解りました。

なんとなく似たそれっぽいかたちでやればいいのではなくて、実際に正しい力の入り方・動きの軌道といったことができていないと実りはありません。とくに女性は、正確にという事よりも、自分の“やり易さ”を優先するので、自身に都合の良い方法・カタチに変えてしまう傾向があります。

股関節への重心の乗せ方をもっとよく見て、動きの変わる実りあるトレーニングにしていく努力が必要です。上達への習得課題が明確になりました。