梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

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運動の下手な子を見て

たとえばジャンプ力をつけようとして、ジャンプ動作の運動の仕方を教える、とする。コーチの頭の中には、まずはこれ、そこからこれをやって、次にこれを練習して、と完成までのステップアップがまとまっている。何をどう身につければジャンプ力が伸びるかを知っているからだ。

ただ教科書通りやっていくと、どうすれば目の前の問題が改善されるかが見えてこない。結局はどこかの課程でつまずくわけで、そのときに、なぜなのか・どうしたら解決するのかを見つけられる目が必要となる。ゴールまでの正しいステップよりも、つまずいたときにそれを改善すること、その場のひらめき的な思考が重要だろうと思う。

あの人はどうしてこれを出来ないのか、何が悪くて何処が悪くてそうなってしまうのか。その直接の原因と解決策を見つけることで、練習は習得されていく。だから自分の段取りや教科書を基準に練習をしたらダメだ。大きくバッとやらせてみて、それによりあぶり出された問題 (原因) の修理・改善をするかたちで取り組んでいくことだ。とくに運動は。