自信というのはよくないと大学の時に教えられた。「自信を持つ」それがときに成長の足かせになると。今思えばその先生が言っていたのは「自信=過信」ということじゃないかと思う。そして「過信=怠慢」にしかならないと。
そう学んだ上で、今改めて考えると、自信にはもう一つの側面があるとわかる。自信とは「プライド」である。こんなに練習してきたこんなに頑張ってきた、これを信じてこれに懸けてとことん追求してきた。そんな強い思いが自信だ。
強くなるために練習をトレーニングを、誰にも負けないくらいやっている。だから絶対負けるはずがない、自分たちはこれで勝つんだ。そういう譲れないプライドが「自信を持つ」ということではないだろうか。
自らに責任というプレッシャーをかけることのできる者は強くなる。自信とはプライドであり覚悟であり、責任のことである。