梅原淳の心*體みなぎるエッセイ/Playground Heroes

運動の専門家が子どもたちの成長をスポーツ*子育て*教育など、あらゆる視点から応援します

船を待つ港の待合室で

 いま新潟県の佐渡へ行くために、港で船を待っています。

 先日の出張で危うく新幹線に乗り遅れそうになり、重いリュックを背負って人の多い駅内を猛ダッシュして車内へ滑り込みました。

 こういうことを起こさないためにあえて時間を捨てて早めに出ているのですが、その日はなぜかギリギリの時間に出発しました。

 痛い目に遭いもう懲り懲りなので、今日はちゃんと新幹線の1時間半前に家を出ました。

 同じように新潟駅から乗る港へのバスまでの待ち時間、新潟港へ着いてから船が出航するまでの待ち時間、これらについても充分な余裕をつくって間違っても乗り遅れなどしないように努めます。

 多くの時間を移動のために捨てることでもあり、でもそのおかげで確実な業務を遂行していくことができるし、精神的不安も解消されます。

 佐渡まではジェットフォイルに乗りますが、港に着いてから出港まで1時間半もあります。

 せっかくの時間を使ってPCを開けますが、気をつけないとそっちに没頭して乗り遅れる可能性があります。

 いや本当に、集中してしまうと目の前でみんなが船に乗り込んでいっても、まるで気がつかない場合があるんです。

 待ち時間を有効的に使うといっても、僕自身がそんなに器用ではないので実際はムダが多くなります。

 まだまだ、スリム化は遠い先のようです。

 

 新潟港の待合室で放映されていた番組で、長岡市出身のDJ松永さんが特集されていました。

 母校の生徒さんに講演していて、できればTVは気が散るので消して欲しいのが本音ですが、なんとなく目を向けるとこんな印象的な話をされていました。

 要約です。

「子どもの頃、サッカーやっていたときは必死に練習を頑張ったけど、言われたことを黙々とやっていただけ。脳を使っていない」

「自分の興味のあるものは、よく考える。考えるとうまくなるし楽しい」

 それとこんなことも言っていました。

「(DJが好きすぎて高校を中退したことについては)人より早く社会人になった気持ちだった。それは自分で選択したから」

 

 若いのに素晴らしい人生を歩まれている青年だなと、感心して気づけば見入ってしまいました。

 それでも数分くらいだったと思いますけど、キーボードを叩くよりも良い時間になりました。

 さてそうこうしているうちに、間もなくジェットが出航します。